おもちゃのキーボードを買う前に。手軽に持ち運べるCASIO 32ミニ鍵盤 SA-46
今年のクリスマスはどんなおもちゃが売れたのかなぁ、と毎年ランキングなどをチェックしている私です。
「ああ、やっぱりね」と思う商品がランキングに入っておりました。
それは・・・
「CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード」です!
CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード SA-46 ブラック&グリーン
カシオのミニ鍵盤はロングセラー
我が家は5年くらい前に「CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード」を買いました。
小学校では鍵盤ハーモニカ(メロディオン、ピアニカ)を使いますが、一度学校に持っていくと、学期の終わりまで持ち帰ってきません。
1年生のとき、ムスメは特別支援級に在籍しておりましたが、音楽の授業の交流も続けて行けなかったりしたので、授業でみんなが鍵盤ハーモニカで弾いている曲が、上手に弾けなかったりしました。
なので、自宅でも鍵盤の練習をしたいときもあり、鍵盤ハーモニカと同じくらいの鍵盤数のキーボードを買おうと思ったのです。
そこで買ったのが「CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード SA-46」なのですが、5年たった今でも同じモデルが販売されているのには驚きです。
島村楽器などの楽器店でもいまだ販売されているし、Amazonの売れ筋ランキングの楽器・音響部門で2位にランクインされていました。(2018年12月現在)
Amazonではクリスマスに限らず売れ筋商品のようですが、小さいお子さんがいるご家庭では、おもちゃのキーボードを買おうと考える方もいるかと思います。
現在小学5年生のムスメに、おもちゃのキーボードに対する意見を聞いてみました。
おもちゃより楽器メーカーのものがよい理由
まず「見た目」の問題ですが、小学校の高学年にもなると、おもちゃのキーボードが自宅にあると恥ずかしいとムスメは申しております。
「じゃあ何年生までなら許せるの?」と質問したところ、「ギリギリ3年生かな~」とのこと。
まあ、いろんな嗜好のお子さんがいるだろうから、このへんの感覚は子どもによるかと思います。
次に耐久性の問題ですが、ムスメが通う、放課後等デイサービスにもおもちゃのキーボードがあって、私が以前勤務した放課後デイにもあったので、いろんな機種のおもちゃのキーボードは目にしているのですが、はっきりと申しまして、壊れやすいです。
ぼんぼんりぼんのキーボードですが、マイクの部分が折れやすいことは、店頭のデモ機を見た方はよくご存じかと思いますが、鍵盤も細いので、乱暴な男の子がいると、ポキッと折れます。
スタンドを補強している横長の水色の部分も、乱暴に足をかけて折ってしまった子がいます。
多動の子が多い放課後デイだからということもあるかもしれませんが、長く使うなら、値段的にも楽器メーカーのものの方がお得、ということは言えると思います。
「CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード」はAmazonで2,788円なのに対し、ぼんぼんりぼんちゃんのキーボードは9,720円といった感じです。
小さい子は見た目の鮮やかさに惹かれるというのはわかるのですが、実際に買ってみると、カシオのキーボードも子どもたちは楽しそうに遊んでいます。
100種類の音色が選べるので、いろんな面白い音を楽しめるのはおもちゃのキーボードと一緒かと思います。
5種類のドラムのボタンも幼児が遊ぶ際に、簡単に押せるサイズ(直径1cmくらい)なのでよいです。
レビューを見ると、おもちゃのキーボードは個体差があるのか、最初から音が出ない鍵盤があったと評価に書いている方も何人かいて、作りの点で安定していないようです。
我が家にある「CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード」ですが、ムスメは毎日のように弾いておりますが、5年たっても壊れていないし、不具合も特にありません。
イヤホン端子もあるので、夜に弾いても安心です。
カシオ 32ミニ鍵盤の仕様
「CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード」ですが、まずその小ささと手軽さを紹介します。
レビューを見ると、コーラスの音取りに使用されている方もいるようで、トートバッグに入ったり、持ち歩きにも便利な大きさです。
21cm×45cmが実寸なので、A4サイズのトートバッグから頭がちょっと出るくらいですね。
重さは1kgと赤ちゃんよりも軽いです。
鍵盤数は32鍵なので、まさに鍵盤ハーモニカのスタンダートの鍵数と一緒です。
ソングバンクは10曲内臓されています。
ヘッドフォン端子からアンプにつないで「きよしこの夜」を職場(デイサービス)のクリスマス会で流してみんなで歌ったことがあります。
その点では、「ハッピーバースデートゥーユー」の曲も内蔵されていると便利なのになぁと思っています。
「ハッピーバースデー」は通所施設でも入居施設でもしょっちゅう使う曲なので。
50パターンのリズムも楽しいリズムがいろいろありますが、ムスメはウクレレを習っているので、テンポを変えてメトロノーム代わりに使うこともあるし、曲に合うリズムを見つけてセッション風に弾いたりすることもあります。
音色は100通りで、何にも設定しない場合はピアノの音になります。
ギター音は7通りありますが、みんなエレキっぽいのでアコースティックギターの音もあるといいなと個人的には思います。
ベース音はわりかしホンモノっぽくて好きです。
39番のストリングスも「夢の国」っぽくてよい感じです。
ピアノとオルガンがワンタッチで切り替わる大きなボタン(直径2cmくらい)がついているので、学校や幼稚園の先生が野外で使うのに便利かと思います。
電力には単3乾電池6本を使用しますが、電源を切り忘れても6分位で自動的に切れるので、無駄な消費もなく、電池のもちはよいです。
別売りのACアダプターも販売されていますが、電池のもちがよいのでいらないと思います。
CASIO 純正ACアダプター 電子キーボード用 AD-E95100LJ
過去の記事に、「おもちゃのギターを買うなら安い本物のウクレレを」という内容の記事を書いたことがありますが、楽器系のおもちゃは本物を安く買う方が長いスパンを考えると実用的な気がするので、今回もこんな記事を書いた次第です。
通所介護施設や放課後等デイサービスなどでも重宝するし、プレゼントとしても、高額すぎなくてよいと思うので、「CASIO 32ミニ鍵盤 電子キーボード」はとてもオススメです!
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