ナインタイルはシンプルで遊びやすい!ルールも簡単。東大AnotherVisionもご推薦?
2018/07/29
2018年のグッド・トイにも選ばれた「ナインタイル」ですが、最近、我が家でも家族でよく遊んでおります。
過去に「今夜はナゾトレ」という番組でメンタリストDaiGoさんの弟、松丸亮吾さんが紹介していたそうです。
番組では、松丸亮吾さんはじめ東京大学謎解き制作集団 AnotherVisionという人たちが「ナインタイル」をやっていたそうですが、東大の方たちには絶対勝てなそうですね。
仕様はコンパクト!
11cm×6cmの小さな箱にカードが収納されている「ナインタイル」ですが、この大きさならどこへでも持って行って遊べそうですね。
重量168gと軽く、旅先に持って行っても楽しいし、高校生や大学生は学校へ持って行って友達とお手軽に楽しめそうです。
ゲームタイルと呼ばれるカードが36枚、お題カードが30枚入っていて、説明書も日本語(裏は英語)でわかりやすく書かれています。(安心の日本製!)
ルールはいたって簡単!
「ナインタイル」の遊び方はとても簡単。
ゲームの最初からそれぞれのプレーヤーに9枚のタイルが配られています。
タイルは裏表で違う絵柄が描かれていますが、ゲーム開始前はどちらを表にしておいてもかまいません。
よーくまぜたお題カードの山を、プレーヤー全員から見やすい位置に裏向きに置いておきます。(裏がブルーの格子柄となっているのがお題カード)
誰かがお題カードをめくって表にし、山の上に置いたら、そのお題カードと同じ配置に自分のタイルを動かします。
タイルの裏にも絵柄があるので、裏表にしたり、上下左右、いろいろ動かしながら、お題と同じ配置を目指します。
完成した人は、すぐに自分の手をお題カードの上に乗せ、アピールします。そして、手を乗せたお題カードはその人のものになり、得点となります。
そしてまた、山札から絵柄カードをめくって素早く絵柄の配置を合わせる競争をし、最終的に誰かが4枚、お題カードを獲得したらゲーム終了で、得点の数で順位を決めます。
得点が同じ場合は同位になります。
ちなみに、はじめにお題カードをめくるのは、説明書には一番年上の人と書かれていますが、じゃんけんなどで決めてもいいかもしれません。
2回目以降は直前に得点を獲得した人がお題カードを表にする役割となります。
子どもから高齢者まで幅広く楽しめる!
「形を見て、その通りにしていくだけ」というシンプルなルールなので、子どもから高齢者まで幅広く楽しめるボードゲームだと思います。
放課後等デイサービスや高齢者施設などでも活用できそうです。
療育的観点からいえば、空間認知力を育むのに役立ちそうです。
私の娘も幼児期にジオボード(日本では「わごむパターンボード」の名で販売されています)をやったことがありますが、発達障がいの子に視機能のトレーニング(ビジョントレーニング)は有効ですね。
空間や形をとらえる力は、小学生になって漢字を書いたりおぼえたりする力につながります。
年齢が、6歳からと書かれていますが、形を合わせるだけなので、もう少し下の年齢でもできる子はいるような気がします。
むしろ脳が成長する幼児期に、こういった形をとらえる遊びはうってつけなのではないでしょうか。
また、裏表に別の絵柄が描かれているので、裏側に何の図柄があったかをすぐに思い出せる能力も勝敗に関わってきます。
そのような観点から考えると、脳の短期記憶を司る海馬の働きも影響してきそうです。
海馬を鍛えるといった意味でも、ナインタイルは楽しみながら脳トレできるツーツだと思います。
絵柄もはっきりしていてわかりやすくキレイだし、幅広い層に受け入れられ、長く愛されるゲームとなるように思います。
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