ふくしのおもちゃ箱

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ボードゲームの聖地?JELLY JELLY CAFE 渋谷店へ行って見た!

      2016/10/08

JELLY JELLY CAFE 渋谷店は350種類以上のボードゲームがあるそうなので、未知のゲームの出会いを求めてムスメを連れて行ってまいりました。

JELLY JELLY CAFEは下北沢や池袋にもあって、下北沢でもよいかな?と迷ったのですが、パルコ閉店後の渋谷の様子も久しぶりに見てみたいと思い、渋谷店に決めました!

「シスコ坂」にあるとJELLY JELLY CAFEのサイトに書かれていたのですが、CISCOはもう坂の名でしかないのねと思い、ちょっと悲しくなりました。
渋谷で私の青春(?)の象徴が一つ一つなくなっていく・・・。
センチメンタルな気持ちと共に、通りを歩いていくと、アイロンビーズで作られたJELLY JELLY CAFEの文字。

JELLY JELLY CAFE 渋谷店

ムスメが「アイロンビーズって看板にも使えるのね!」とうれしそうに言っていました。
アイロンビーズは放課後デイでもたまに作っていて、ムスメもいろんな作品を持って帰って来ますが、文字にした作品を見たのは初めてでした。
プレートに一つ一つのパーツをはめていくというのは作業療法的でよいですね。

パーラービーズ プレートいっぱいパーフェクトセット
カワダ パーラービーズ プレートいっぱいパーフェクトセット

我が家もカワダのセットを買ったことがありましたが、あっという間に作り終えてしまいましたとさ。

まあそんなことはいいとして、JELLY JELLY CAFE に話を戻しまする。

カフェの中に入ってみると、いろいろなサイズのテーブルがあって、私とムスメは2人ということで、一番ちいさな奥のテーブルを指定されました。
全席禁煙なので、子どもにも安心。

まあ、ある程度予想はしていましたが、そんなに広くはない空間なので、自閉症スペクトラムのムスメにはちょっとしんどそうでした。
大きな声のお客さんもいるので、あまり声が響くと聴覚過敏が少しだけあるムスメは耳を塞いでおりました。

なかなか落ち着かない様子のムスメでしたが、「5つくらいゲームをやったら帰ろうね」とあらかじめ伝えていたので、帰りたいとも言いませんでした。
ムスメも小学3年生。ずいぶん成長したものです。

「自分が知らないゲームをやってみたい」という動機でこのカフェに来たわけですが、初めて見るゲームをテーブルに広げ、説明書を見てやってみてもよくわからなかったりして、「他のゲームにしよう」とまた別のに手をのばし、また断念してしまう、というのをしばらく繰り返していました。
「もういいや!」と思い、結局、おもちゃ美術館の「ゲームの部屋」に置いてある、見慣れたゲームをやることにしたのでした。
このへん、大ざっぱなO型の私の性格が出ておりますね。

Geister

安定のガイスター
非常にわかりやすいゲームなのでムスメもすぐやり方を理解しました。
やっていて思ったのですが、駒がにぎりやすそうだから、手に麻痺がある方もできるゲームかも。
このゲーム、職場にいつか持っていってみたいと思ったのでした。
上の画像は、私がムスメを追い込んでいるところ。
ムスメの駒は一つしか残っていなくて、私の大人げなさを物語っております。

pig10

ぴっぐテンもやりましたよ。
カードの絵がかわいいのでムスメのお気に入りのゲーム。
10を超えたかどうか、頭で計算するゲームだけど、ムスメがすんなりやっていたので、計算力がついたものだなぁと母さんは感心しました。

Drei Magier
ごきぶりポーカーはウソかホントかを見極める単純な推理ゲームですが、メンタリストDaiGoさんだったら楽勝だろうな、と思いました。
ゴキブリやカエル、ハエなどなかなかグロテスクな絵でございます。
ムスメが怖がるかな?と思ったら、全くそんなことなく楽しそうにやっておりました。

どうぶつサッカー
どうぶつサッカー

どうぶつサッカーは、どうぶつ将棋のほうがわかりやすくていいなぁとつい言ってしまうのですが、慣れの問題でしょうかね。
駒を動かした後、ついボールを動かすのを忘れたり。

よくわからなくて挫折したゲームもありますが、だいたい上記のラインナップをプレイしました。
ほんと、おもちゃ美術館のゲームの部屋で事足りる内容。
学芸員は無料で東京おもちゃ美術館へ入れるし、ムスメも手帳の割引きがあるのでハナッからおもちゃ美術館へ行きなよって言われそう。

お店がもっと空いているときだったら、店員さんに知らないゲームのやり方をじっくり教わったりできたのかもしれませんね。
日曜日でしたが、大学生(?)みたいな若者たちでテーブルが埋めつくされておりました。
子連れは私だけ。

テーブルを囲むように、ゲームを収納する棚があり、ゲームをとるには座っている他のお客さんの前に立たなければならないので、あんまり長く他のお客さんの前に立つのも気が引けて、それで自分のテーブルのそばにあるゲームの他は、知っているゲームをさっと手に取るような感じになってしまったのでした。

あらかじめやり方がわかりそうなゲームや評判が良さそうなゲームをネットなどで調べておいて、それを探すようにすればよかったのかも。
新しいゲームをやるには予習が必要なのね。

それでも、ボードゲームカフェに初めて行ったので、お店の雰囲気がわかっただけでもよかったです。

ムスメに、何が一番楽しかった?と聞いたら、「かき氷!」と答えておりました。
JELLY JELLY CAFE へ行く前に東急百貨店本店地下の新橋亭で台湾かき氷「雪花氷」を食べたのでした。

台湾かき氷

ムスメはゲームより食べ物なのね。
渋谷や原宿のお店でかき氷を食べると余裕で1000円超えたりしますが、新橋亭は400円(マンゴー果肉入りは600円)で食べられるのでお得感があります。

そうそう、JELLY JELLY CAFE では料金に1ドリンクが含まれてきますが、テーブルでゲームをするときはドリンクのグラスを倒さないようにしましょうね。

1ドリンク付き

ゲームに意識がいっていると、倒しそうになることが何度かありました。
テーブルの大きさにもよるのかもしれないけれど。

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