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KALAのテナーサイズのウクレレを買ったよ!KA-KTGE-C 評価も素晴らしい!

      2018/08/05

ウクレレを教室で習っているムスメですが、いろいろ発表の場も増え、テナーサイズのウクレレが欲しくなりました。
以前の記事にも書きましたが、我が家には、ソプラノロングネックとコンサートサイズのウクレレがあり、さらに上のサイズが欲しくなったというわけです。

 

ウクレレの音が消えてしまう!

ムスメが通っている音楽教室は、発表会のときに他の楽器とのセッションをしなければならず、ソプラノの小さなボディのウクレレは、ギターやドラムの音に負けてしまったりします。
ピックアップで音をひろっても、ほんの少ししか聴こえてきません。

親としては、ウクレレの音が消えてしまうので、他の楽器とのセッションはそんなに望んでいないのですが、いろいろ自由がきかないのが世の常。
「音が聴こえない~」と思いながら、ムスメの発表会を眺めておりました。

でも、Youtubeでつじあやのさんのライブ映像を見たりすると、ドラムなど他の楽器とウクレレのバランスが素晴らしいので、セッションで必ずしもウクレレの音が消されるとは限らないと思います。

つじあやのさんは著名なアーティストなので、主力楽器のウクレレを最大限に生かすようなバランスが図られています。

コンパクトな楽器であるウクレレに対する配慮が全くなされない環境で演奏すると、音消えという残念な事態となってしまいます。

 

ピックアップ付きのテナーサイズをゲット!

ライブ用のウクレレがあってもいいなと思い、いろいろ検討した結果、”KALA HAWAIIAN Koa Series KA-KTGE-C“というウクレレを買いました。

KALA ウクレレ HAWAIIAN KOA シリーズ テナー ピックアップ付 KA-KTGE-C
KALA HAWAIIAN Koa Series KA-KTGE-C

KARAは海外で人気のようで(アメリカでは販売本数No.1とのこと)、様々な国の人がYoutubeでレビュー動画を上げています。

日本の方のレビュー動画で一番参考になった方のを以下に紹介します。

 

 

上の動画で「なるほど」と思ったことは、野外ライブのような環境の場合、合板のウクレレでエレウクというのが使いやすいと話されていたことです。
コア材で一枚板のウクレレ(高価です)だと、直射日光に当たったときや、気温の差が激しかったりすると、ボディにダメージを与えやすいのだそうです。

値段もAmazonのマーケットプレイスで36,000円くらいから販売されており、私はクロサワ楽器 日本総本店というところが出品していたものを買いました。
大手楽器店のクロサワ楽器なら、楽器の扱いや梱包にも配慮しているだろうと思ったからです。

もっとお安いピックアップ付きのテナーウクレレはあると思いますが、安すぎるウクレレは高度な調整が必要なこともあります。

激安ウクレレも、弦高調整すれば弾きやすくなるし、十分使えますが、ライブなど、大勢の人の前で演奏するのを考えたとき、KA-KTGE-Cは、表面がグロス仕上げで見栄えがよかったりするので、「ミテクレ」も考慮してこれに決めました。

 

KALA KA-KTGE-C の仕様はこんな感じ!

KA-KTGE-Cはこんな箱に入っていました。

箱開封

クルマのイラストが描かれていて、「ウクレレ持って出かけよう!」という気軽な感じが伝わってきます。

ウクレレ本体は以下のような感じです。

kara ピックアップ付

 

KA-KTGE-Cの製造はインドネシアでされているそうです。

木材は主にハワイアンコアで、トップとバック、サイドに使用しています。
写真で見ると、焦げ茶色のように見えますが、光の当たり方によって、明るいブラウンにも見えます。

ネックはマホガニー材です。
フィンガーボードとブリッジはローズウッド材を使用。

そして注目すべきがメイプル材のバインディング。
バインディングは高級なモデルに入れられることが多いですが、この価格帯で使用されているところにお得感を感じます。

KARAのロゴも綺麗なインレイで入っています。

テナーウクレレ

 

ナットとサドルはNubone(牛骨に近いGraphtech社の新素材)で、簡単に削れます。(弦高調整は自己責任で)
Youtubeのレビューを見る限りでは、そのままの弦高で使用する人が多いように思います。
私は1mmほどヤスリで削りました。
弦高については人それぞれの感覚なのでお好みの弦高でよいと思います。
我が家は子供が使うので、抑えやすいように少しだけ下げた次第です。

弦高調整は楽器屋さんでやってくれるところもありますが、弦高調整のやり方はYoutubeなどでも紹介しているので、丁寧に作業すれば自分でできると思います。

 

ペグはグローバー製でゴールドの輝きを放っています。
ペグの金色の輝きは、ライブ向けのウクレレとして「ミテクレ」の良さをアピールできそうです。

グローバー

 

 

KALAのチューナー付きプリアンプはボタン型電池(CR2032)を2個入れて使います。
クロマチックチューナーなのでしっかりチューニングが合います。

KA-KTGE-C

 

エンドピンジャックもゴールド仕様。
このウクレレに合うストラップを探すのが楽しみです♪

KA-KTGE-C

 

 

そしてKA-KTGE-Cにはリュックタイプのギグバッグが付いてきました。
持ち手もあり、表面に深いポケット(ファスナー式)が一つ付いています。

KA-KTGE-C

 

 

弦の3弦が巻弦だったので、使い慣れたFamousのマロン弦に交換しました。
透明感のある音色になって満足です。

【Famous】 ウクレレ用 マロン弦 セット (ナイロン オールサイズ対応)
【Famous】 ウクレレ用 マロン弦 セット (ナイロン オールサイズ対応)

 

 

そんなわけで、初心者をようやく脱したウクレレレベルのムスメですが、KTGE-Cはライブのために買ったウクレレなので、これから人前で弾く機会をどんどん作っていきたいと思います!!

 

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