あさイチで勝間和代さんが調理家電やボードゲームを紹介。ハナビ、ジャングルスピードなど
2018年9月28日放送のNHK Eテレ「あさイチ」は勝間和代さんがゲストで、調理家電やボードゲームを紹介していました。
同性パートナーの増田裕子さんの話やご自身の発達障害(ADHD)のお話もさらりとしていましたが、内容的に調理家電とボードゲームの話に割いた時間が長かったです。
このサイトでは、勝間さんの紹介したボードゲームについて主に書きたいところですが、調理家電についても気になることがありましたので、少しだけ触れたいと思います。
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勝間勝代さんは調理家電を同機種複数台所有していたりするけど・・・
勝間和代さんといえば、時短や合理化の提唱をよくされているように思いますが、そのような観点で、調理家電もどんどん使うし、時短もできて、一流ホテルで出されるようなレベルの調理が完成する家電となれば、一石二鳥なわけですね。
人気の調理家電の価格の高さはよく知られていると思いますが、時短した分は仕事でどんどん稼いでいこう!というスタンスなのでしょうか。
それは、勝間さんレベルの収入だったら調理家電をうまい棒を買う感覚でどんどん購入できそうですが、日本人の平均年間所得は500万円前後で推移している現在、平均的なご家庭でしかも子だくさんだったりすると、家計的に、勝間さん並の感覚でキッチンを調理家電で埋め尽くすことはできないと思います。
調理家電を時短という観点で語るよりは、「おいしいものを毎日手軽に食べたい」という発想が一番、しっくりとくるのかもしれません。
勝間さんは番組でかぼちゃのポタージュを作っていましたが、この時使用していた家電はシャープの「ヘルシオ(HEALSIO) ホットクック 水なし自動調理鍋」のようです。(NHKは個々のメーカーの宣伝になるようなことはしないから、具体的な商品名は挙げていませんでした)
シャープ ヘルシオ(HEALSIO) ホットクック 水なし自動調理鍋 2.4L 大容量タイプ KN-HT24B-R
この商品は40,000円ちょっとする商品ですが、切った野菜を水無しで調理することから、野菜本来の旨みが出て、非常においしいのだそうです。
この40,000円をどう考えるのかというと、記念日においしい食事をするためにちょっとお高いお店に外食したり、旅行をしたときにその土地のおいしいものを値段を考えずに食べたりといった贅沢をすることを考えれば、本格派のおいしいものが、手間いらずで毎日食べられるのはお得かもしれない、と考えると納得できるのかもしれません。
実際、野菜を切るという手間は省けないわけだし、時短だけの理由で私は購入の決断はできないな、と思いました。
「とてもおいしい」というレビューはたくさんあるので(ほぼ全部)、おいしさを追及するのであれば、調理家電がたくさんある生活も、外食をちょっと我慢すればよいだけのことなのでしょうね。
本題の勝間さんオススメのボードゲームについて!
おもちゃインストラクター有資格者の私としては、非常に気になるボードゲームの話題ですが、勝間さん効果というのはものすごいもので、あさイチで紹介していた「花火 (Hanabi) 」、「ジャングルスピード」、「カタン」はAmazonで売り切れてしまっています。
なぜか「人狼」は売り切れていませんが、人狼自体、テレビでもよく取り上げられていて認知されているからでしょうかね。
ちなみに「人狼」はいくつかの会社から発売されていますが、勝間さんが紹介したのは幻冬舎の古いバージョンのものでした。
私は勝間さんが紹介していたボードゲームはすべてプレイしたことがありまして、ボードゲームカフェやボードゲームの集いでそれらのゲームと出会いました。
番組中に実際にプレイしたのは「花火 」と「ジャングルスピード」だけでしたが、MCの博多大吉・華丸さんや近江友里恵アナも「ハマリますね」というようなことを言いながら楽しそうにプレイしていました。
勝間セレクトの中で最もオススメできるゲームは
個人的には、療育的な意義として「花火 」をオススメします。
「負け」を受け入れられない発達障害児はけっこういるので、そんな子には、個人的な勝ち負けでなく、みんなで協力して高得点を目指すのは穏やかにやりとりができてよいのかもしれません。
勝間さんは、「花火 」を紹介するときに、「協調性を育める」というようなことを話していましたが、お互いにヒントを出し合いながら進めて行くゲームなので、和気あいあいとした雰囲気となったりもします。
自分の方にカードのオモテを向けないことが基本ルールのゲームで、自分が持っているカードが何であるかは全くわからず、まわりの人のヒント(ヒントは規定回数だけ)で憶測するわけですが、アイコンタクトだとか、「うーん」とか「えーっ」といった感嘆の声がヒントになってしまったりもするので、そのあたりを仲間内で事前にルールとしてダメなことを定める必要もあるかもしれません。
アイコンタクトはだめだとか、余計な会話はだめだとか、みんなでわいわいとルールを決めていくのも楽しそうです。
表記では8歳からが対象のゲームのようですが、たしかに口頭でのヒントが、幼児では難しい子もいるだろうな、と思います。
小学生以上のお子さんなら大丈夫そうです。(私のムスメは10歳のときにやりましたが、余裕で理解できました)
幼児の子も、何回かプレイすると、ヒントの出し方や受け取り方がわかってくるとは思いますが、理解するまでに「もうやらない」と飽きて投げ出してしまうような子は難しいですね。
性格的に、じっくりやってみることに抵抗のない子なら、小さい子でも楽しめそうです。
その他のボードゲームは
勝間さんが紹介した他のゲームについては、世界中に多くのプレイヤーがいる「カタン」はボードゲーム界ではとても有名なので知っておいたほうがよいかもしれませんが、ルールを完璧に頭に入れるには数回プレイする必要があるように思います。
「人生ゲーム」や「モノポリー」は運の要素が強いゲームですが、「カタン」は戦略が必要だったりするので、頭を使うゲームの好きな方にはオススメです。
「ジャングルスピード」は、出したカードが同じ形の人同士が対決してテーブル中央にあるトーテムを素早く取るというシンプルなルールのゲームなのでわかりやすく、表示は7歳からと書かれていますが、幼児でも理解できる子はいそうな気がします。
瞬発力や瞬時の判断力が問われるゲームなので、ちょっとした脳トレにもなりそうです。
「人狼」はよく知られているゲームですが、幼児はおろか、小学校低学年の子でも難しいかもしれません。
いろいろな役職があり、巧妙な嘘もつかなければならなかったり。
表示では10歳以上と書かれていますが、私が人にオススメするのは最低でも、低学年の子ができるゲームなので、強くはオススメはしません。
勝間さんは「人狼」で、「嘘を見抜く力」が養えるというようなことを話していましたが、その点では「ごきぶりポーカー」の方がオススメです。
ゴキブリやカエルなど、自分が出したカードそのものについて嘘をつくので、ルールとしては人狼よりもはるかに簡単だからです。
表示では8歳以上と書かれていますが、我が家に遊びに来た6歳の子でもできたので、幅広い年齢で楽しめるゲームだと思います。
勝間さんはプロ雀士でありながらボードゲームにVRゲームと、本当に多趣味な方ですね。
いろいろ新しいことに関心を持てるのは、脳の老化を防げてよいのでしょうが、なかなか勝間さんのようにはいきませんよねぇ。