高齢者はお花を貼るのが好き？ちぎり絵よりもクラフトパンチが人気

2019/04/24

私が勤務している高齢者のデイサービスでは、毎月のカレンダーを模造紙で作っていて、絵柄を利用者様にちぎり絵として貼っていただいています。

しかし、毎月ちぎり絵というのも飽きるようで、ちぎり絵を提供しても、「今日はいいや」と言って、やって下さらない方が増えてきました。

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クラフトパンチで型抜きしたお花が登場

カレンダーではないのですが、黄色い色画用紙をお花型のクラフトパンチで型抜きして、菜の花を作る機会がありました。

クラフトパンチの型抜きも手の運動になるかな、と思って最初はお願いしようと思ったのですが、わりと力がいる作業なので、職員でやったり、ボランティアさんにお願いしてたくさんのお花を型抜きしました。

そして、型抜きしたお花を利用者さんに見せて、「貼っていただけますか」とお願いしたところ、みなさん、快諾して下さいました。

こちらの予想に反して拒否率ゼロ。

誰も「やらない」という方はいませんでした。

ちぎった折り紙を貼るのと違って、お花の形をしている紙だとテンションが上がるのでしょうか。

カレンダーのちぎり絵の参加率が低くなり、もうやめてしまおうかと思っていたところだったので、「お花だと貼ってくれる」という気づきは今後のレクを考える上で、とても役立つことでした。

ダイソーやセリアなどの100均にもクラフトパンチは売っていますが、100均のは小さめのサイズが多い印象を受けます。

高齢者の貼り絵として使うなら、お花が見やすく大きく型抜かれるよう、大きめのクラフトパンチをオススメします。

私の職場には大小様々なクラフトパンチがありますが、お花の数がしょっちゅう足りなくなって、自宅で型抜きの作業をしたかったので、子どもも使うかも、と思い、自分用に大きなクラフトパンチを購入しました。

「ミドルサイズ」の「ペタル」というお花型を買ったのですが、菜の花やあじさいなどに使えそうです。

カール事務器のサイトでサイズ確認をしましたが、「ミドルサイズ」と「メガジャンボサイズ」について大きさの目安は以下のようです。

桜や梅の花なんかは「メガジャンボサイズ」でよいかな、と思いました。

まあ何にせよ、高齢者施設で使うなら、「ミドルサイズ」以上をオススメします。

見えにくい方や、手先が動きにくい方もいらっしゃるので。

カール事務器のお花や葉っぱのクラフトパンチで、ミドルサイズ以上の代表的なものを以下に紹介します。