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姿勢がよくなる防災頭巾・ピントスクール。学校で多動が落ち着く?

   

最近、ムスメの通う小学校の特別支援級でよく見かけるという防災頭巾があるそうで、実際に座らせてもらい、座り心地がとてもよかったようなので、どんなものか、いろいろ調べてみました。

 

姿勢がよくなる防災頭巾

 

座り心地のよい防災頭巾は、「ピントスクール(p!nto school) 」という商品で、子どもたちの姿勢保持に役立つ防災頭巾なのだそう。

 

p!nto school 学校用姿勢が良くなる防災頭巾(pinto school)ピントスクール姿勢が良くなる防災頭巾 ピントスクール

 

ADHDはじめ発達障害の子は姿勢が崩れやすいので、姿勢保持のサポートグッズとして特別支援や療育の分野でも広まってきているようです。

 

ムスメの通う小学校の支援級では2人、この防災頭巾を使用しています。

 

先日、学校近くのコンビニに寄った際に、偶然支援級の先生に会ったので、立ち話をしたのですが、この「ピントスクール(p!nto school) 」は療育熱心な支援級のお母さんがどこかで情報を得て、子どもに使わせ始めたそうです。

 

最初は背もたれに寄りかからずに座っていたので、そのお母さんが、ネットにあった姿勢が悪くて背骨が曲がった子の写真を見せたら、背もたれを意識して座るようになったそうです。

 

本人も、背もたれに背中を付けたほうがラクに感じるようになったとのことで、ちゃんと座ればピントスクールの機能性が生かされるということなのでしょうね。

 

「ピントスクールを使っても姿勢がよくならなかった」というクチコミも見かけましたが、ピントスクールを使う意図を子どもに説明したり、姿勢の悪い子の背骨の写真を見せると、習慣が身に付くこともあるかもしれませんね。

 

作業療法士の野村寿子さんが開発

 

多動

 

「座る環境が変われることによって、姿勢だけではなく、授業中の子どもたちの落ち着きや集中、意欲、さらには学力にとってもよい影響を必ず与える」ということを作業療法士の野村寿子さんは作業療法士として確信していたそうです。

 

野村寿子さんは、作業療法士として35年を超える経験を持つスペシャリストで、今までに、1万人以上の姿勢や動作に関する悩みや相談を解決してきた方です。

 

野村寿子さんの著作はいろいろあり、偶然ですが、私も遊びを育てる 出会いと動きがひらく子どもの世界」という
本を読んだことがあります。

 

増補新装版 遊びを育てる 出会いと動きがひらく子どもの世界遊びを育てる 出会いと動きがひらく子どもの世界

 

ピントスクールは、心身ともに大きく成長する大切な時期の子どもたちが、学校で苦痛に耐える習慣と、それに伴う悪い姿勢を身につけないように、学校で違和感なく使用できるデザインと機能性を考えて作られたものです。

 

学校のイスは硬く、骨盤が後ろに倒れがちになるので、その反動で背中が丸くなり、頭が前に落ちてしまうのだそうです。

 

前を向いて先生の話を聞く際も、肩を丸め、首だけで頭を起こそうとするので、無意識のうちに肩や首、背中にストレスがかかっているとのこと。

 

ピントスクールは座圧を分散させることにより、心身のストレスを緩和してくれる効果があります。

 

確かに、学校の懇談会などで子どものイスに座ることがありますが、座面が固くて長時間はつらそうですよね。

 

エスリーム技術とは?

 

座っているだけで、人間は自分の身体を支えようとし、無意識に無駄な力を使っています。

 

その結果として、いつのまにか体に大きな負担がかかっています。

 

人は、「足を組む」といった、疲れをごまかす体勢をしがちですが、そのような姿勢は、自分の身体の歪みを生み出したりします。

 

ピントスクールをはじめ、「p!nto」シリーズは人間の身体と支持面との関係を快適にするために、全身の重さや筋緊張、動き、バランスを重力の下部で調整し、重心の位置や骨の配置、筋肉の走行などを細部にわたって確かめながら採型した3次元立体構造の「エスリーム技術」が採用されているとのことです。

 

この「エスリーム技術」は、身体にニュートラルな状態を作り、筋肉を効率よく働かせ、関節を無駄なく機能的に動かすことを可能にするのだそうです。

 

「エスリーム技術」は野村寿子さんが開発した「p!nto」シリーズ全般に採用されているそうですが、学校だけでなく、自宅でも使用してみたいものですね。

 

私のムスメは5年生なので、今さら学校の防災頭巾を買い替えるのもなぁ、と思っていたのですが、中学受験に向けて自宅での勉強に集中できるように、「ピントキッズ(p!nto kids)」という椅子に乗せられる座布団を購入してみました。

p!nto kids 子供の姿勢を考えたクッション 座布団 (pinto kids)ピントキッズ[light blue]ピントキッズ(pinto kids)[light blue]

 

野村さんは、社会心理学者エイミー・カディーさんの研究を引用し、「姿勢をほんの少し変えるだけで、人生をより大きく変えられる」、「形だけのポーズであっても、自信にあふれる力を誇示するポーズ(ボディビルダーが力こぶを見せるようなポーズ)を2分間やり続けることで、脳内テストステロンやコルチゾールのレベルが変化し、物事が成功する確率を引き上げることができる」ことから、姿勢の大切さを説いています。
(パワーポーズについては、メンタリストDaigoさんも同じようなことを言っていたのを聞いたことがあります。)

 

ピントキッズが中学受験の成功へと導いてくれることを密かに期待しております。

 

 

関連記事(1):自閉症スペクトラムで中学受験?
関連記事(2):適度な難易度の中学受験。自閉症児の勉強スタンス。

 

 

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