「おゆまる」でiPhoneの充電ケーブルの付け根が断線するのを防いでみた
2019/01/02
ダイソーやセリアでも販売されている「おゆまる」の意外な使い方をご紹介します。
iPhoneの充電ケーブル（ライトニングケーブル）の付け根はよく断線する
私のiPhoneは現在ので２台目ですが、使用しているうちに、充電ケーブルの付け根が傷んできて、コードがむき出しになるのに困っていました。
純正ケーブルでも、そうでないケーブルでもよく起きる現象で、最初は半年おきくらいにケーブルを買いかえていたのでですが、なんだかもったいないなぁと思い、このケーブルの付け根が傷んでしまう現象について調べてみました。
原因としては、ケーブルをiPhoneに挿したまま操作するのがいけないようです。
夜、寝ながらiPhoneで映画を見るのが私の至福の時間であり、そのまま寝落ちしてしまうこともあるのですが、寝落ちしたときは、充電ケーブルをさしていない状態では朝には充電がなくなってしまいます。
朝は出勤前の忙しい時間で、「iPhoneの充電がない！」なんてことがあると、いざ出かけるときに焦ってしまいます。
外出先でスマホの充電がなくなるのは避けたいものです。
それを防ぐために、夜、寝ながらiPhoneを使うときはケーブルをさしたままにしているのですが、断線しそうな傷んだところをビニールテープでぐるぐる巻きにしても、ビニールテープがだんだんズレてきたりするし、ケーブルの買い替えもしょっちゅうだと本当にもったいないです。
それで、いろいろ調べて「CABLE BITE Polar Bear ケーブルバイト」というものがあることを知り、ケーブルの根元に付けて使ってみたのですが、たまに外れることもあり、使用のじゃまになることもあったので、別の方法を探してみました。
コミュニティサイトを見たところ、「おゆまる」を使ったケーブルの付け根を保護する方法があることを知りました。
ケーブルバイトよりも確実にケーブルを保護できそうだったので、さっそく試してみました。
「おゆまる」とは何か？
簡単に言うと、お湯の中に入れると自由自在に形を変えることができるプラスチックの粘土です。
スーパーボールを作ったり、子どものおもちゃにも使えますが、手作りアクセサリーの型に使用したり、プラモデルのパーツを複製するための型に使用したりと、様々な用途に使えるスグレモノです。
その他にも完璧に自分の耳にフィットするための耳栓を作ったり、ルアーの型に使用する人もいます。
とても実用的な「おゆまる」ですが、人気のためか、我が家の近くの100円ショップに在庫がないことが多いです。
（実家近くの田舎のダイソーにはあったりしますが・・・）
仕方ないので、Amazonで340円の「おゆまる」を買いました。
レビューでも、「100均のものより質がいい」と書いている方もいたので、消しゴムの会社（まとまるくんやねりけしくん）で有名なヒノデワシのものがオススメです。
ヒノデワシのおゆまるは、透明のクリアの他に単色の青、 赤、黄、緑、黒、7色のおゆまる300 、そして12色のおゆまる1000があります。
「おゆまる」でケーブルを保護してみる
さっそく「おゆまる」を使って充電ケーブルの根元を保護してみました。
その方法を以下にまとめます。
１．充電ケーブルの根元が既に傷んでいて、コードがむき出しになっている場合は、ビニールテープを巻いてコードを隠します。
あとで上から「おゆまる」をかぶせるので、ビニールテープは１回巻く程度で大丈夫です。
ケーブルの根元が傷んでいない場合も、断線予防のために「おゆまる」の処置をしておくとよいです。
ムスメのiPodの充電ケーブルもiPhoneと同じく脆弱な感じだったので、まだ痛んではいなかったけど、予防のために「おゆまる」の処置をしてみました。
予防で保護する場合は、ビニールテープは巻かなくてもよいです。
２．「おゆまる」をお湯の中に入れます。
使用する「おゆまる」は、iPhoneのケーブルのカラーが白なので、違和感のないように透明な「クリア」を使います。
お湯は80℃以上と説明に書かれていましたが、冷めるとすぐに固くなってしまうので、100℃くらいにしてもよいと思います。
３．２～３分するとやわらかくなってきます。
割り箸でお湯の中の「おゆまる」をつついてみるとやわらかくなったのがわかります。
（水あめくらいにぐにょっとなっている方が、形成するときにすぐに固くならなくてよいです。）
やわらかくなったら、割り箸で「おゆまる」をキッチンタオルの上に置いて、軽く水気をとります。
４．「おゆまる」を適量とって、ケーブルの根元に巻くようにつけて、粘土で長細いものを作るときの要領で、手の平で丸めていきます。
（あまった「おゆまる」は、冷めると元の固さに戻り、使いたい時にまた熱湯に入れると使えます。）
５．形が整ったら冷まします。
出来上がりました！
触っていただくとその出来栄えのよさを実感すると思うのですが、ケーブルの根元が、保護だけでなく、補強もされていることがわかります。
「おゆまる」を付ける前までは、ケーブルをiPhoneに挿すときに、傷めそうで心もとなかったのですが、「おゆまる」を付けてからは、何の躊躇もなく挿すことができます。
「おゆまる」に感謝です。