映画「あの頃、君を追いかけた」は子どもが見ても大丈夫なキスシーン。ロケ地の海は?
2018/10/19
ムスメが乃木坂46というグループが好きなもので、齋藤飛鳥さん主演の映画「あの頃、君を追いかけた」を見てきました。
キスシーンがあるというので、子どもの親としては心配だったのですが、ムスメがどうしても見たいと言うので公開から2日目に映画館へ行ってきました。
恋愛映画に一抹の不安を覚える場合
我が家に場合は、子どもが見るということで、キスシーンがあるというのも親として考えてしまうところなのですが、実際に見てみると、コミカルに表現されている場面の延長線上にある感じでしたので、子どもが見ても特に問題はありませんでした。
ただ、恋愛に全く関心のないムスメには、少々退屈だったようです。
「乃木オタとして齋藤飛鳥さんを見に行った」というだけなのですが、たまに毒舌も吐く飛鳥さんが、映画では可愛らしい女子を演じていたので、ギャップを見られてよかったのではないでしょうか。
ムスメが過去に見た乃木坂46のメンバーが主演の作品にランキングをつけましたが、以下の結果でした。
1, 「あさひなぐ」
2, 「悲しみの忘れ方」
3, 「パンとバスと2度目のハツコイ」
4, 「あの頃、君を追いかけた」
「あさひなぐ」はスポーツ青春モノなので、子どもの心を掴みやすかったのかもしれません。
「パンとバスと2度目のハツコイ」は、バスの洗車が出てきたり、こじらせ女子(?)の深川麻衣さんが簡単に恋愛に至らないところがよかったようです。
ムスメは11歳ですが、学校の同級生の女子の皆さんは恋愛に大変、関心があるようで、宿泊行事も夜な夜な恋愛話ばかりをしていたそうです。
ムスメはちょっと変わっているということでしょうか・・・。
どちらかというと韓流?
「あの頃、君を追いかけた」は、もともとは台湾で大ヒットした映画のリメイクだそうですが、10数年前の韓流映画のような感じがします。
よい感じになりそうな男女がなかなか付き合うまでに至らなかったり、山田裕貴さん扮する主人公の水島浩介が作家になったり、どこか韓国映画「猟奇的な彼女」を思い出してしまったのは私だけでしょうか。
まあ、齋藤飛鳥さん扮する早瀬真愛という女の子は、猟奇的ではないのでそこは大きく違うのかもしれませんが、主人公の男の子の背中にペンを刺しまくるのは若干の横暴さを感じますね。
劇場では、私たちの後ろに「ガハハ」と大きな声で笑うおばさま達が座っていらして、山田裕貴さんのコミカルな演技に大きな声で笑っておりました。
このあたりの客層というのは韓流とかぶっている感じがします。
少し前の「乃木坂工事中」で、「真夏の全国ツアー2018」宮城公演の舞台裏をバナナマンのお二人が紹介していましたが、その時に、ケータリングにカップスターの「あの頃、君を追いかけた」バージョンがあって、それを見つけたバナナマンが、「冬のソナタだ!」「冬のソナタの子ですか?」と言って笑いを誘っていました。
確かに映画宣伝の写真にも韓流の雰囲気がありますね。
山田裕貴さんの役は、「マルチュク青春通り」でクォン・サンウが演じたブルース・リーに憧れる高校生にも共通している感じもあります。
公開から2日目だったので、乃木坂ファンがたくさん来場しているのかな、と思っていたら、いかにも乃木オタ風の人は半数くらいで、例のガハハおばさんたちと、恋愛映画を楽しみに来た女性の方たちがいて、座席も空いているところが目立っておりました。
私の住んでいるところには、乃木坂ファンが少ないのかもしれません。
本気の乃木坂ファンの方たちは、舞台挨拶付き先行上映会や試写会に行かれているのでしょうか。
ロケ地は海だけが不明?
大半を、長野県や埼玉県でロケが行われたのはネット情報でわかるのですが、海のシーンだけがわからないのです。
長野や埼玉も「海なし県」なので、他の県だとは思うのですが、石が規則的に綺麗に積まれたところに主人公やその仲間たちが裸足で座っているあのシーン、どこなのかさっぱりわかりません。
日本海なのか太平洋なのかということもわかりません。
エキストラ募集情報で学校などのロケ地はある程度わかったりするのですが、海のシーンはエキストラを募集しなかったのでしょうね。
とても印象的なシーンだったので知りたかったのですが・・・残念。
学校のシーンは埼玉工業大学や長野県田川高等学校などで行われたようですが、自分の母校が撮影で使われた方はうれしいでしょうね。
私の通った大学も、比較的建物が新しかったからか、いろんなドラマや映画に登場しておりました。
制服は台湾版と同じ?
シャツに直接名前が刺繡されているという、個人情報にうるさい日本ではありえないような制服なのですが、台湾版に対するリスペクトなのでしょうか、制服もきちんと再現されていました。
乃木坂工事中のラストに映画の宣伝があり、なんと、映画に出ていなかった与田祐希さんと大園桃子さんも制服を着て登場!
ムスメ曰く、「与田ちゃん似合ってる!」とのこと。
二人とも、違和感が全くないです。
そして飛鳥さんが制服の番号の秘密を明かしてくれました。
なんと、番号が3110(サイトウ)になっているとは!
遊び心が素晴らしいです。
台湾版がタイトスカートなのに対して、日本版はプリーツスカートだったりします。
日本の学校の制服はタイトスカートが少ないので(OLさんの制服ではタイトですね)、現実に即してプリーツにしたのでしょうか。
あと、スカート丈も台湾の方が若干短めです。
台湾版との違いを発見する楽しみもあるこの作品、世界10カ国での公開が決定しているそうです。
私も台湾版を見てみたくなりました。